リストさん

新シーズンに向けての予習本。また読み途中ですが。

まあ、ピアノの天才ですわ。ほんまに。後半に、グリーグの協奏曲を、初見で弾いたってエピソードあって、まじか?ってなった。知らない曲を初見で弾けるんや、、、

人としてどうなん?っていう難のありそうなブラームスとかドビュッシーと違って、ただ神のための音楽を求めた人って感じで、評伝としても読みやすいですね。

 

ブラームスとのやり合いも、ブラームス側の話を読んだ時とはずいぶん印象違って、やっぱり両側からの視線は大事ですよねえ。

あと、不意にボロディンとの絡みもでてきて、今回の演奏会プログラム、リストを中心に綺麗な構成になってるのでは?

と思ったものの、この時代の作曲家って、だいたいなにかしら横のつながりあって当然か、という気もする。

ちょっと前の開発者界隈が、みんな知り合いみたいな感じだったのと同じ。多分

 

と、これ読んでるだけじゃなくてスコアも見なくちゃ。