芥川せんぱい

文ストシリーズから。やつがれ先輩を。

(「やつがれ」ってうっても「僕」にはならんなあ)

羅生門はさすがに知ってる。教科書にも載ってた気がする。でもほかはどうだったかなあ。鼻は読んだことあるような。芋粥は多分初体験。

ほかにも初期の短編がたくさん。どれもわりかし短いので通勤電車の中で一遍ずつ、みたいな読み方してました。

まあ、だいたい暗いっす。どんより。人の心の暗いところ、社会の暗いところ、そんな感じ。

そんな感じなので、終盤の大川の話なんかはものすごく清々しい気分になったし。夏目先生の葬式の話ですら、普通に人間味のある感じ。

 

とにかく読んでみる、といろいろ印象変わるもので、ほかの作品も読んでみたい気もするけれど、積読たくさんあるから、そっちからですね。